シーズン中の味の移り変わり

みなさまメリークリスマス。

トナカイは鹿科のトナカイ属。

空飛ぶ空想の生き物じゃないですよ。

 

現在シーズン中の真牡蠣はイタボガキ科マガキ属。

 

真牡蠣のシーズンが始まるのは11月頃。

春から夏にかけて産卵を終えた牡蠣が、また太ってくる時期だ。

寒くなり海水温が下がり始めると身が入り始める。

 

12月はさっぱりとした味わい。

貝柱の旨味が強く感じられる。

そこから4月頃のシーズン終わりまで、徐々に腹の部分、

グリコーゲンの割合が大きくなり、ねっとりとした食感になる。

 

グリコーゲンはそれ自体では無味無臭だが、他のアミノ酸や有機酸の旨みを引き立てて、コクをだしたり、味に持続性を持たせたりする。

 

食べ始めの多くの人は、この「ねっとり」とした食感が好きなようなのだが、牡蠣を食べる機会が多くなると

グリコーゲンと貝柱、その他の旨みや甘みとのバランスを重視するようになる。

 

マイスターに「201●年の●月の●産、だれだれの牡蠣が好みだった」と伝えるとそれに近い今年の牡蠣を選んでくれるハズ。。

 

個人的には1月後半から2月くらいの味のバランスが好きだ。

忘年会で牡蠣しゃぶや牡蠣酒、牡蠣フライパーティーが連発の中、1ヵ月先の牡蠣のことを考えています。

 

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